退職して起業するまでの社会保険切替
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0日目:提出
まずはe-Gov(いーがぶ)からの届出初日です。
「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」を提出しました。
このときは、数日で完了するものと、高を括っていました。
数日後に e-Gov を覗くことにします。
3日目:姓と名の間にはスペースを入力
3日後に、e-Gov にログインして、届出が承認されたかを確認したところ、メッセージが
2通来ていました。
1通目:到着連絡
メッセージ2通のうちのひとつは、送付した
履歴事項全部証明書の原本が届きましたという連絡です。
このときはまだ、pdfで代用可能ということを知らず、原本を郵送していました。
こういう連絡があるのは、安心感が増して良いですね!
2通目:返戻
もうひとつのメッセージは、時刻を確認すると、提出から30分後に来ていました。
返戻(へんれい)、修正の依頼、つまり審査は不合格です。
内容は
「姓と名の間にはスペースを入力してください」とのこと。
「問い合わせ先 担当者名」という項目があり、そこに筆者の名前を「青山公士」と書いてしまっていました。
このようなルールが有るなら、入力時点で検出して欲しいです。
しかし e-Gov は、社会保険以外にも対応しているツールのため、入力漏れなど一般的なルールには対応していますが、
こうした細かい個別ルールには、対応できていないようです。
おそらく、担当者の確認が入ってから、30分間後に返戻されたのだと推測します。
仕方がないので再申請です。
しかし、送信データの再利用はできません。
新規作成です。
1文字でも間違えると再提出という、極度な緊張感の中、なんとか全項目埋めて、再提出しました。
もちろん該当箇所は「青山 公士」にしています。
返戻はxml+xslのため読みづらい
e-Govからの返戻は、xmlファイルとxslファイルの形式です。
この形式は、Internet Explorer 世代の、古いWebブラウザーなら読めますすが、最近のパソコンでは簡単には読めません。
当時は、これを読むことに、とても苦労しました。
そのため、姉妹サイトになりますが、
XML+XSLビューアーを作りました。
簡単に読める手段が無い方は、ぜひご利用ください。
なお、このビューアーは端末のWebブラウザーのみで処理しますので、他人にxmlやxslの情報が漏れることはありませんので、ご安心ください。
「申請データを保存」について
「申請データを保存」は、本体験談の間は使用していません。
これを使用していれば、再申請にここまで苦労することはありませんでした。
理由は、ボタンは見えていたのですが、他人に渡すためのもの…と思っていたからです。
本記事を書くために改めて見てみると、そんなことはありませんでした。
確かに、他人に渡すためのものとしてこのボタンがあるような、誤解しやすい並びになっていますが、冷静に見れば、「申請データを保存」はしておくべきだと、思えます。
当時は、申請が通らない焦りがあったのでしょう。
変な勘違いをしてしまっていました。
落ち着いて作業するのが重要ですね。
10日目夕方:被保険者資格取得届も提出
再提出から数日は進展がありませんでしたが、ちょうど1週間後にメッセージが届きました。
残念ながら再び返戻です。
「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届も同時に提出してください」とのことです。
「送られてくるのを1週間待っていた」とも記載されていました。
この書類は「事業所番号」等を記載する欄があり、入力必須でした。
つまり、まず「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」の審査を通して、事業所番号を取得。
その後「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を提出する流れと認識していました。
これが間違えていたようです。
返戻をよく読むと、
「事業所整理記号及び事業所番号は仮で全て9を入力ください」とのこと。
そんな情報、見ていません。
例えば
記入例には、
「事業所整理記号、事業所番号を必ず記入してください」とあるだけです。
そして無慈悲に
「再申請の際は新規適用届と被保険者資格取得届の2種類の届出をお願いします」ともあります。
また最初からすべて記載し直し…。
落ち込みましたが、気を取り直して、
「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」を再提出、
わからない番号をすべて9で埋めて
「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」
「被扶養者(異動)届」
を新規提出しました。
10日目夜:未来日
今度は、当日の返戻も見逃さないようにしようと、見張っていたところ、返戻が来ました。
こういうところは当たらなくても良いのに。。。
被扶養になった日が未来日です。事実発生日以降、再度ご提出ください。とのこと。
なるほど、過去日付で対応する必要があるのですね。
勘違いして区切りの良い未来の日付を入れてしまっていたので、提出当日の日付を入力して再提出します。
この日付が関係するのは
「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」
「被扶養者(異動)届」
のため、それぞれ再提出しました。
15日目:電話確認に踏み切る
それからしばらく、進展がありませんでした。
また、何らかの1週間待ちの状態になっているのではないか、という不安が頭をよぎります。
「電話しよう」
そう決めて、日本年金機構のお問い合わせ電話番号を検索して、かけて、日本年金機構東京広域事務センターの番号を案内されて、かけて、で、目的の場所にたどり着きました。
申請は「到達番号」に基づいて管理されているらしく、それを伝えることで、調べてもらえます。
到達番号
到達番号とは、届出を提出したときに得られる、e-Gov上の番号です。
この番号で、書類がすべて管理されているようです。
利用者は、過去の申請が一覧で見られるので、簡単に確認することができます。
登記簿謄本到着待ち
調べてもらったところ、
「登記簿謄本の到着待ちになっています」だそうです。
前述の通り、最初の提出から3日目に受理された連絡がありました。
しかし、別の申請のため、すでに紐づいてしまった書類は無かったことになる、とのことでした。
「原本ですものね。。。大きな組織なので。。。」と、申し訳無さそうな電話口の担当者さん。
再提出…をなんとか避ける
しかし結論としては
「登記簿謄本はpdfの添付で良いので新規に届出を作成して提出してください」とのこと。
また再提出(新規提出)はさすがに耐えられなかったので、電話で交渉した結果、なんとか探してもらえることになりました。
見つからなかったら再提出するという条件付きで。
見つかった!
すると1時間後くらいに電話連絡が来て、
「登記簿謄本が見つかりましたので審査再開します」とのことでした!
おそらく、担当してくださった方は、大きな組織の中を動き回って、かなり苦労して見つけてくださったのだと思います。
助かりました。
本当に感謝です。
備考欄を活用しよう
少なくとも登記簿謄本の原本については、備考欄に、到着したとされた申請の到達番号を記載することで、スムーズに再利用できたようです。
過去の申請を再利用する場合は、覚えておくと良さそうです。
17日目:審査終了!
e-Gov内で、審査終了になっていました!
20日目:手続き終了!!!
e-Gov内で、手続終了になり、必要な書類が発行されました。
これで、ラスボス「e-Govでの社会保険情報届出」は討伐完了です!
いや、本当に良かった!
まとめ
本記事では、
社会保険情報をe-Govで届け出る体験談を紹介しました。
こうして整理すると、それほどでも無いように感じますが、当時はだいぶ参っていました。
失敗の最大の原因は、筆者が「申請データを保存」の有用性に気づいていなかったことです。
これを知っていれば、再提出はそこまで苦ではないと思いますので、これから申請される方は、ぜひ、「申請データを保存」をご活用ください。
補足
・「ラスボス」というのは、ゲームのラストシーンに登場するボス敵で、勝てば事実上ゲームクリアです。ただし攻略には工夫が必要な場合が多いです。